ベトナムの治安について

カテゴリ: 生活豆知識 2014/09/24

ベトナムは治安の良い国だと言われることもありますが、日本と比べるとどうしても危険が伴うことが多いです。トラブルに巻き込まれてしまうと、せっかくの楽しい滞在が台無しになってしまいます。

幸い、ベトナムでは南米のような強盗はほとんどありません。気をつけていれば避けられるトラブルがほとんどですので、海外にいるということを自覚して行動するようにしましょう。それでは、ベトナムではどのようなトラブルが発生するのでしょうか?

スリやひったくりなどのトラブル

ベトナムで最も多い被害が、スリやひったくりになります。ベトナムに来てしばらくたつと、あまりにも治安がいいため日本と同じような感覚に陥りがちです。しかし貧富の差が激しく、お金を持っている日本人が狙われやすいのは事実です。

スリについて

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特に市場などの人の多いところでは、スリが多発しています。リュックや肩掛けカバンなどを日本と同じように利用していると、いつの間にか中身がなくなっているということは珍しくありません。

また、カフェなどでまったりとしている時に財布やスマートフォンなどを机の上に置いている方もいらっしゃいますが、それもスリの対象となります。目を話したスキに盗られることもありますし、例え見えていたとしてもサッと盗って走り去ってしまうケースもあります。

ひったくりについて

バイクの多いベトナムでは、そのバイクを利用してのひったくり被害も多数発生しています。バイクのひったくりでは、荷物を盗られるだけではなく大怪我に発展する可能性もありますので気をつけなければなりません。

例えばおみやげにと購入したポーチを、早速ベトナムで利用する方も多いでしょう。簡単な作りのポーチは少し力を加えれば一瞬で引きちぎられてしまいますので、紐の長いポーチを無防備に利用するのは危険なのです。また、しっかりとした作りのバックの場合は、カバンごとバイクに引きずられて怪我をしてしまいます。

更に、最近はスマートフォンで電話をしている最中に後ろからバイクで近づかれ、耳元からその電話を奪い取る被害も増えてきています。日本ではまず考えられないことなのでびっくりする方が多いのですが、高級な携帯電話はブランド品と同じように注意しなければなりません。

スリやひったくりを防ぐために

まずは、貴重品を出来るだけ持ち歩かないことから始めましょう。もちろん財布や携帯電話は外出に不可欠ですが、財布に大金を入れておくのは避けるべきです。また、利用する際には常に手に持っておくか、手を離したとしても常に手の届く範囲で取り扱うようにしましょう。

また、パスポートは基本的に持ち歩かないようにしてください。現金とは異なり、パスポートを盗られてしまうと再発行の手続きで大使館に行ったりと色々面倒です。後々のことを考えても、パスポートを持ち歩くメリットはありません。必要な時以外は、自宅に保管しておくようにしてください。

さらに、かばんを肩からかける際、電話をする際には常に車道とは反対側で利用することを意識しましょう。具体的には、ベトナムは右側通行なので、右手に携帯を持って通話をすれば、バイクが後ろから近づいてきても奪われにくいです。かばんにも同様のことが言えますので、自分の身は自分で守るようにしましょう。

乗り物系のトラブル

ベトナムで何か交通手段を利用するとなったら、やはりタクシーを使うという方が多いのではないでしょうか?タクシー利用時にも様々なトラブルが発生する可能性があります。また、バイクの交通量が多い国ですので、バイク絡みのトラブルも頻繁に発生します。乗り物を利用する際も歩いて行動する際にも、気をつけるべき点がたくさんあります。

タクシートラブルについて

観光客の方だけでなく、ベトナムに慣れている方であってもタクシーのボッタクリに遭うことがあります。もちろん乗るタクシーを選べばボッタクリは最小限に防ぐことができるのですが、何も知らずに利用していると法外な運賃を請求されたりすることになります。タクシーの乗り方や注意点については、「ベトナムでタクシーを利用する」を参照ください。

ベトナムのバイク

一度でもベトナムに来たことがある方であれば、そのバイクの量にびっくりした経験があるのではないでしょうか?特にラッシュ時のホーチミンでは、いたるところでバイク渋滞が発生し、また交通事故も日常的に起こっています。日本とは交通ルールが異なりますし、車線も逆ですので、慣れないうちは苦労するのではないかと思います。

交通量が多い割にまだまだ信号が少ないですので、歩行者は交通量の多い道路を自分で横断しなければなりません。大量のバイクがせまってくる間をぬって向こう側に行かなければならないため、上手な渡り方をマスターしなければ事故に遭うリスクが高まります。ホーチミン生活をより安全に送るためにも、道路を上手に渡るコツを身につけましょう。

交通事故を防ぐために

・車優先社会

日本では歩行者が最も強く、例え歩行者のミスで車やバイクとぶつかったとしても、歩行者が被害者となります。そのせいもあり、日本の運転手は歩行者を再優先に考え、できるだけ事故を防ごうとします。しかしベトナムではまだまだ車が強いのです。

車が最も強く、その車の横をバイクが走る感じです。歩行者はその下になりますので、例えば歩行者が横断しているにもかかわらず車が猛スピードで突っ込んでくることは珍しくありません。

身軽なバイクであれば歩行者を避けて走ってくれますし、仮にぶつかったとしても軽傷で済むことが多いです。交通量が多いためスピードを出せないというのもあり、軽くぶつかるのは当たり前という社会です。

しかし、車の場合はそうはいきません。ぶつかれば大怪我に繋がる可能性も高く、最悪死に至るケースもあります。軽症の場合は少額の賄賂で済ませられる事が多いですし、死亡事故の場合は運転手が逃げることも多いです。

日本とは違い歩行者の立場が弱く、日本と同じ感覚で行動していると事故に遭う可能性が極めて高いということを覚えておきましょう。道を渡るときは、第一に左右をしっかりと確認してドライバーの様子を見ることが大切です。

・進行方向に歩く

道路を横断するときは、必ず進行方向に向かってゆっくりと歩くようにしてください。バイクは歩行者の様子を見て運転する方向を決めることになります。歩行者は前進するものだと思っているため、普通は歩行者の後ろを通り過ぎる事が多いです。そのためバイクの追突を恐れて後退りなどしてしまうと、逆に危ないのです。

こちらもバイクのドライバーの目を見てアイコンタクトを取りながら横断するのが良いのですが、基本的にバイクは避けてくれるものとして考えましょう。しかしこれは車には通用しませんし、交通量の多い道では避けきれないケースもあります。バイクの集団が通りすぎた時にゆっくりと歩き出すようにしましょう。

夜のトラブル

どこの国でも夜間は日中よりも犯罪が増加します。大都市になりつつあるホーチミンでも、やはり夜間の方が様々なトラブルに巻き込まれる可能性が高まります。しかし、気をつけていれば未然に防ぐことのできる犯罪も多いですので、海外にいるということを再認識して慎重に行動するようにしましょう。

違法バーについて

夜になるとお酒が飲みたくなるという方も多いと思いますが、ホーチミンには違法のぼったくりバーも存在します。お金を持つ日本人に声をかけて誘い込み、会計の際に法外な料金を請求されるのです。

支払いを断ると暴力で脅し、持ち金を全て奪われたり、もしくはATMに連れて行かれて強制的に現金を引き出させます。怪しい誘いにはのらないこと、それから大金やカードを持ち歩かないことが大切です。

売春について

夜の街には、売春婦がたくさんいます。もちろんベトナムの法律では禁じられていますが、バーやクラブ、それから道端にも売春婦がいることがあります。日本人男性とわかると声をかけてくるケースも多いですが、決して相手にしないようにしてください。

売春婦が病気を持っている可能性もありますし、美人局にあって持ち金やカード類をすべてとられる可能性もあります。そして、取締中の警官に見つかるとややこしいことになりますので、無駄なトラブルは避けるようにしましょう。

麻薬について

麻薬の使用や所持も売春と同じく、ベトナムでは違法行為です。夜の繁華街やバックパッカーの集まるエリアでは、麻薬の購入を持ちかける勧誘が多いです。外国人であっても麻薬関係の処罰は厳しく、最悪の場合は死刑になります。好奇心で麻薬に手を出さないようにしてください。